下塗りにはこんな効果が!外壁塗装における下塗り用塗料を種類ごとにご紹介!
2023/01/13
外壁塗装において下塗りにはどんな役割がある?
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、外壁塗装には下塗り、中塗り、上塗りの3工程が存在します。
なぜ、3回塗装が必要なのか、今回は下塗りに着目してご紹介していきます。
- 外壁面と中塗り、上塗りを密着させる
- ムラを抑え、塗装面を綺麗にする
これらが下塗りの役割です。
塗装とひとくくりにされていますが、下塗りは他と違う役割を担っています。
それが外壁と塗料の密着力を上げることです。
密着力が上がることで塗装が剥がれにくくなったり、色ムラが起こりにくくなったりします。
外壁塗装の出来栄えを支える縁の下の力持ちと言っても良いでしょう。
塗料には遮熱、断熱効果に優れたものや汚れに強いものがあります。
中にはカビ、雨、天候や自然災害から守ってくれるものまでも存在しています。
この機能を最大限に発揮させるために大事な工程が下塗りです。
下塗り塗料にはどんな種類があるの?
- シーラー
クラックがない外壁で使われることを想定しています。
シーラーは上塗り塗料が下地に吸い込まれないようにする特徴があり、壁面がしっかりするため上塗り塗料が塗りやすいです。 - バインダー
バインダーは吸い込みが起きない下地の上に塗る下塗り塗料です。 - プライマー
シーラーと同じような特徴を持っています。
鉄・アルミなど鉄部によく塗装されています。
サビ除去の能力はないため、塗装前にサビを落としておく必要があります - フィラー
クラックがよく起こるモルタル外壁によく使われている下塗り塗料です。
外壁に深さが0.3ミリメートル以上ある場合は他に補修工事が必要になることに注意しましょう。 - サーフェイサ―
厳密には中塗りに使う塗料です。
下塗り塗料を微調整できる特徴を持っており、技術が発達して下塗り塗料を塗らずに使えるサーフェイサ―が登場しています。
まとめ
下塗りには中塗り、上塗りを密着させ色ムラを防ぐ役割があることをご紹介しました。
外壁塗装は工程の1つ1つの仕上がりによって最終的な出来栄えが決まります。
どんな種類の下塗り塗料を使うかによっても出来栄えは変わってきます。
どんなものが理想の住宅に合うのか知りたい方はぜひ当社にご相談ください。