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塗装の膜は薄すぎても厚すぎてもダメ?塗膜の適正な厚さとは!

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塗装の膜は薄すぎても厚すぎてもダメ?塗膜の適正な厚さとは!

塗装の膜は薄すぎても厚すぎてもダメ?塗膜の適正な厚さとは!

2023/02/25

塗装の膜は薄すぎても厚すぎてもダメ?

塗膜の適正な厚さとは!

塗装の膜は厚ければ良いというものではありません。

厚すぎても、薄すぎても本来の機能を発揮できなくなってしまいます。

そこで、今回は塗膜の適した厚さと、塗料ごとに決められている事項についてご紹介します。

知っておかないと悪徳業者に騙されてしまうような知識もあるので、ぜひ外壁塗装を行う方はご覧ください。

外壁塗装は3回塗りが基本!

屋根、外壁は基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りを行います。

なぜ、2回でもなく、4回でもなく、3回塗りなのでしょうか。

実は、塗料は厚く塗れば塗るほど、機能性が高まる訳ではありません。

最も性能を発揮できる厚さというものが塗料ごとに決まっていて、それが3回塗装で形成される塗料が多いのが理由です。

2回塗りだと、厚さが足りずに耐久性が低くなってしまいます。

逆に4回塗りだと、塗膜が適正よりも分厚く、硬く仕上がって、割れてしまう可能性が高くなってしまいます。

全ての場合で2回塗り、4回塗りが不適切なわけではありません。

外壁をクリアー塗料で施工する場合や、外壁の劣化と塗料の吸い込みが激しい場合などは、2回、4回塗りの方が適していることもあります。

ただ、限られたケースですので、2回塗りや4回塗りが提案された場合は、理由を確認しておくようにしましょう。

膜が厚すぎると判断するには?

塗料ごとに塗布量が決められている

上の章でご紹介した、「性能を発揮できる厚さ」について詳しくご紹介します。

塗料の缶には、それぞれ「1回塗りの場合、1平方メートルあたり0.3から0.35キログラムの塗料が必要」というように適正重量が記載されています。

また、塗布量以外に希釈率も決まっています。

希釈率とは、塗料の希釈剤の量です。

塗料は基本、希釈剤を混ぜて使用します。

水性塗料の場合は水を、油性塗料の場合はシンナーを混ぜて使用します。

希釈率を守らずに薄い塗料で施工してしまうと、塗装から1~3年程度で塗膜が剥がれたり、雨漏りが起こったりしてしまいます。

これらを守らないような悪徳業者に騙されないためにも、塗装料金が安すぎたり、過剰な飛び込み営業があったりするなどの点に注意して見分けましょう。

まとめ

塗装膜の厚さの目安をご紹介しました。

塗膜の厚さにはメーカーごとに規定があり、大体の場合、3回塗りが適しています。

ただ、2回塗り、4回塗りが全て間違っているわけではないことに注意しましょう。

外壁塗装について他に何か知りたいことがあれば、お気軽にご相談ください。

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