水性塗料と油性塗料の相性は?塗り重ねできるのかご紹介します!
2023/03/13
塗料の種類とは?
塗料を重ね塗りする際は、使われている塗料の特徴を理解することが必要です。
外壁塗装でよく使われている水性塗料と油性塗料、それぞれの特徴をご紹介します。
有機溶剤はシンナーなどが用いられるため、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
シンナーのにおいが苦手だったり、体が弱かったりする方はにおい対策を施すようにしましょう。
- 水性塗料
水性塗料は水に溶ける塗料の総称です。
水溶性塗料とも呼ばれます。
乾燥後に耐水性を持つものが多く、アクリル塗料は乾燥後に耐水性を持ちます。
うすめ液を容易する必要がなく、室内での作業に適しています。 - 油性塗料
油性塗料は成分に有機溶剤が含まれています。
強い塗膜を作り、耐水性や耐候性に優れています。
屋外で使用するのに適しています。
室内で作業する時は必ず換気をし、火の気のない場所を選ぶようにしましょう。
油性塗料と水性塗料の相性は?
一般に、水性塗料の上に油性塗料を塗ることはできますが、その逆はできません。
これは、油性塗料は水性塗料をはじきやすく、相性が悪いためです。
下塗りがタールエポキシ系カラー仕上げの場合、タールブリードによる変色の可能性がありますのでご注意ください。
上塗り塗料ごとに推奨下塗り塗料がありますので、できるだけ推奨塗料を使用するのがベストです。
水性塗料・油性塗料どちらが良いのか
水性、油性どちらが良いのかの判断は外壁塗装に何を求めるかで変わってきます。
健康を気にするのであれば、水性塗料、耐久性を気にするのであれば油性塗料がおすすめです。
また、水性、油性の中でも塗料ごとに特徴があります。
どんな塗料が自身の家に適しているのか気になる方はぜひ当社にご相談ください。
まとめ
塗料ごとの特徴をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
水性塗料の上に油性塗料を重ね塗りできますが、逆は難しいです。
また、塗料ごとに相性の良い下塗り剤が定まっています。
塗料の記載に従い、塗装の効果を高めていきましょう。
本稿以外にも外壁塗装について知りたいことがあればお気軽にご相談ください。