金属サイディングとは?特徴からメンテナンス時期までご紹介します!
2023/04/17
金属サイディングの特徴とは?
- 断熱性が高い
金属サイディングは、芯材に断熱材が使用されています。
そのため、窯業系と比べると5から6倍、モルタルと比べると50倍と非常に断熱性が高くなっています。
金属サイディングを選べば外の気温からの影響を受けづらく、1年中快適な温度で暮らせるようになるでしょう。 - 軽量でコストパフォーマンスが高い
金属サイディングは、窯業系と比べると4分の1、モルタルと比べると10分の1の重量です。
軽量で運びやすいため、工期が短くなり、費用もおさえやすいです。コストパフォーマンスが高いことが理由で多くの家に選ばれています。 - 耐震性が高い
建物を支えている重要な箇所に負担をかけないため、地震が発生しても建物が倒壊しづらいです。 - 防音性が高い
金属サイディングは防音性が高いです。
古い外壁に金属サイディングを張るカバー工法を取り入れると外壁が二重構造になるため、より防音性能が高くなります。 - 防水性が高く凍害に強い
金属は水分を通さないため、凍害に強いです。
金属サイディングをメンテナンスするタイミングとは?
- カビやコケの発生
カビやコケの発生は外壁の防水性が劣化しているサインです。
これらを放置していると、外壁に水分が溜まってしまい、サビの原因となります。 - サビ
外壁がサビてしまうと、内部まで水分が浸透してしまいます。
雨漏りの原因になり、家の内部から腐っていってしまいます。
サビを見かけたらすぐにメンテナンスを依頼するようにしましょう。 - チョーキング
外壁を指でなぞって白い粉が付く場合はチョーキングが起きています。
塗膜が劣化によって塗料の顔料が白い粉となって出ている状態です。
寿命を迎えているサインです。
メンテナンスを検討する目安にしましょう。 - 塗膜の剥がれ
塗膜が剥がれていると外壁の内部まで雨が浸透してしまいます。
早めに塗装し直すようにしましょう。
まとめ
金属サイディングは耐熱性、耐震性、防音性に優れています。
さらに、軽量でコストパフォーマンスが高いため、多くの家に選ばれています。
しかし、カビやコケの発生、サビ、チョーキング、塗膜の剥がれなどが現れた際はメンテナンスが必要です。
適切なメンテナンスを行い、長く快適に利用するためにも、定期的に点検や対策を行いましょう。