余った塗料はどうやって捨てる?手順を紹介します!
2023/09/10
塗料は自治体のゴミで回収できるのか
まず、塗料は自治体のゴミで捨てられるのかを確認しましょう。
塗料の回収を不可としている自治体は、全国でも数多くあります。
それは、塗料の性質に問題があるからです。
液体のままで塗料をゴミに出すと、ゴミ収集車に汚れが付着してしまいます。
また、塗料は引火性や有害性も含まれているので、分別するとしても守らなければならない問題があるので、回収できないところが数多く存在するのです。
しかし、回収可能とする自治体もあります。
その際は、塗料の捨て方に従って捨てる必要があります。
その方法について、次の章で解説します。
塗料を捨てる方法
- 塗り広げて捨てる
少しの塗料が残った場合は、新聞紙や不要な布に塗り広げ、乾燥させます。
その塗料が乾いたら燃えるゴミとして捨てられます。
しかし、家の中でこの作業をすると家具や床を汚してしまう可能性があるので、屋外で作業することをおすすめします。
この方法であれば、処分費用はかからず、家にあるもので塗料を処分できます。 - 塗料を新聞紙に染み込ませて捨てる
大量の塗料が残っている場合は、新聞紙や布に吸い込ませて可燃ゴミに出す方法があります。
袋を二重にしてその中に布や新聞紙を入れます。
そして、その袋に塗料を流し入れ、塗料の乾燥後、燃えるゴミとして処分できます。
塗料は一度付いてしまうと落とすのが難しいので、環境をしっかり整えた上で作業に取り掛かりましょう。 - 固化剤で塗料を固める
固化剤で塗料を固めてから処分する方法もあります。
固化剤は、30グラムで約400ミリリットルの塗料を処分することができます。
約500円で購入することができるので、大量の塗料が残った場合は、試してみてください。
ただし、固化剤を使用すると塗料の大きさが2倍になる可能性もあるので、大きめの容器を準備しておきましょう。
まとめ
残った塗料は、自治体で回収してくれるところもあればそうでないところもあります。
そのため、まずご自身が住んでいる自治体に捨てられるかを確認しましょう。
そして、塗料を捨てる方法も3つ紹介しましたので、残った量に応じた処分方法を参考に、塗料を処分してくださいね。