調色はなるべく避けた方が良い
2021/03/19
調色はなるべく避けた方が良い
今回も塗装についてお話をしましょう。
題して(そんなに大げさなことではない!)「調色はなるべく避けた方が良い」についてお話をしてみます。
まず、「調色とはなんぞや?」と思われている方に簡単にご説明申し上げますと、各塗料メーカーの見本帳に載っていない色で、特別に作る色のことを言います。
見本帳に載っているオリジナル色は大体35~50色位です。(メーカーによって数に違いがある)
その中で決められない、どうしても塗りたい、こだわりたい色があるという人の為に、「社団法人 日本塗料工業会 発行」の塗料用標準色見本帳というのがあります。
収録色は322色位あります。
この色の選定基準は建築物、構造物、設備機器、インテリアなどを調査し、使用頻度の高い色を選定しています。
また、JISの標識色や官公庁の指定色を取り入れて、実用的な色構成となっています。
尚、色見本長には有効期限があり、廃盤の色も出てまいります。
長くなってしまいましたので、続きは次回に「調色はなるべく避けた方が良いパート2」にて・・・