保土ヶ谷インターチェンジ近くのお宅で台風被害により飛散した棟板金の修理工事
2023/03/20
棟板金の改修工事
保土ケ谷インターチェンジ近くのお宅で棟板金の改修工事をさせて頂きました。
台風による強風の際に棟押えが1箇所飛散してしまって、なんとお隣の家の庭に落下していたそうです。
屋根に上がって点検をして見たところ、内部の抜き板が全て腐っておりましたので、下地から補修した後に棟板金を取付して完了となりました。
棟板金とは
コロニアル屋根やスレート屋根のてっぺん部分(頂点)にある金属製の山状の部材を「棟板金」と呼びます。
棟板金の効能は屋根材を屋根に葺いた後に必然的に発生する棟部(左右の屋根面の合わせ目)の隙間から建物内に雨水が侵入するのを防ぐことです。
釘を用いて固定されている棟板金は、風雨にさらされ経年劣化することにより固定していた釘が抜けて、台風時などの強風に煽られて吹き飛んでしまう事があります。
屋根下葺き材(ルーフィング)の関係から、棟板金の損傷が即雨漏りとはなりませんが、家屋に雨水が侵入することになりますので、棟板金の浮き等の不具合を発見したら、早めに修理しましょう。
通常、約10~15年程度の寿命とされる棟板金ですが、建物の外壁塗装や屋根塗装のメンテナンス周期と重ねる為、塗装工事の際に棟板金も補修すると良いでしょう。
築年 | 30年 |
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屋根 | 瓦棒 |
棟板金 | ガルバニウム鋼板 |