セラミック塗料とは？塗料のタイプをご紹介します！

セラミックと聞いて、多くの方は陶磁器を思い浮かべるのではないでしょうか。

外壁塗装で言うセラミック塗料とは、陶磁器に使われているセラミックを塗料に含んだものを指します。

しかし、正確なセラミック塗料の定義は存在しません。

セラミック塗料だからといって、長寿命だったり、万能だったりするわけではありません。

一般的にセラミック塗料と言われているものには以下の特徴があります。

耐熱性が高い

1. 紫外線に強い
2. 硬度が高い
3. 汚れにくい

セラミック成分や塗料の種類によってさまざまですが、一般的にこれらの特徴に優れています。

ひとことでセラミック塗料と言ってもさまざまなものがあります。

以下で代表的なものを見ていきましょう。

1. 意匠性を持たせる石調塗料
   デザイン性の高い石調塗料は、石の含まれたトップコートを吹き付けて仕上げられます。
   高い耐久性だったり、重厚感が演出できたりするのが特徴です。
2. 高グレードの無機塗料
   塗料の中に無機物質を含んだものを無機塗料と呼びます。
   無機物質が塗料の10パーセント以上含まれていれば無機塗料に含まれ、無機物質が占める割合が高ければ高い程、耐久性が高くなります。
3. 低汚染塗料と言われる塗料
   シリコンやフッ素塗料にセラミックを混ぜ、汚れにくくしたものを低汚染塗料と呼びます。
   代表的な例を以下で見ていきましょう。
   ■セラミシリコン
   大気中の排気ガスを寄せ付けない塗料です。
   ■ファイン4Fセラミック
   外壁に付着した汚れを雨水で洗い流せるよう、親水性を高めた塗料です。
4. ガイナのような断熱効果のある塗料
   塗料自体に断熱性がある塗料です。
   家の断熱性能を上げることで、室内温度を一定に保てます。
    

セラミック塗料は、陶磁器に使われるセラミックを含んだ塗料で、耐熱性、硬度、汚れにくさが特徴的です。

種類には、意匠性の高い石調塗料、無機塗料、低汚染塗料、断熱性のある塗料があります。

石調塗料はデザイン性が高い、無機塗料は耐久性が高い、低汚染塗料は汚れにくいことが特徴です。

どんな家にしたいのかから逆算して塗料を選びましょう。