外壁シーリングの役割と耐用年数について解説します!
2024/03/08
外壁シーリングの役割
シーリングは、家の異なる部材をつなぎ合わせるために不可欠なものです。
家が多くの部材で構成されていることを考えると、これらの継ぎ目がしっかりと機能していないと、家全体の強度に影響を及ぼし、様々なトラブルの原因となります。
そのため、シーリングについては、他の箇所以上に気を払っておく必要があります。
- 地震や地盤の揺れから家を守る
シーリングは、地震や地盤の揺れによる外壁の亀裂を防ぎます。 - 雨水の浸入防止
雨水が建物内部に侵入するのを防ぎ、腐食や構造的な問題を防ぎます。 - 気密性の維持
建物のすき間を埋めて気密性を保ち、断熱性を高めます。
シーリングの耐用年数とメンテナンスのタイミング
シーリングの耐用年数は一般的に5~10年ですが、これは外壁塗装の耐用年数である10年以上と比較して短いため、シーリングの劣化は外壁塗装よりも早く現れる可能性があります。
- 定期的なチェック
シーリングの状態は定期的にチェックし、劣化の兆候を見逃さないようにしましょう。
シーリングが裂けていたり、痩せてしまっている場合は、早めに補修することが大切です。
また、破断や剥離といった症状は重度の部類に入ります。こういった症状が見られる場合も、早めの補修を検討しましょう。 - 全体的なメンテナンスの計画
劣化が広範囲に及んでいる場合、全体的なメンテナンスが必要になることもあります。
その場合は足場が必要となるため、屋根や外壁の塗装と合わせてシーリングのメンテナンスを行うことで、経済的に無駄のないメンテナンスが可能です。
タイミングが合わなかった場合でも、次のメンテナンスでは屋根・外壁・シーリングの工事を同時に行えるよう調整することが大切です。
まとめ
家を長持ちさせるためには、外壁シーリングのメンテナンスが重要です。
シーリングは家の構造的安定性を保つと共に、外観を美しく保つためにも必要な要素です。
定期的なチェックと適切なメンテナンスにより、長期間にわたって快適な住環境を維持しましょう。
また、足場を組む場合は、屋根・外壁の工事も同時に検討してみましょう。