外壁塗装の乾燥時間はどのくらい？乾くまでの注意点をご紹介します！

「外壁塗装がどれくらいかかるのか知りたい」
「塗料が乾燥するまでの時間何をすれば良いのか知りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、乾燥にかかる期間をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

1. 物をたてかけない
   塗料は1，2時間では乾燥しません。
   乾燥する前に物を立てかけてしまうと塗装膜が剥がれたり、凹んでしまったりします。
   たとえ、軽い傘だったとしてもこれらのようになってしまうので注意しましょう。
    
2. 乾燥したのか自分で確かめない
   塗装後、乾燥の確認はプロでないと難しいです。
   見た目が乾燥していても完全に乾ききっていない場合があります。
   乾ききらないまま触れてしまうと凹んだり、塗膜が剥がれたりしてしまいます。
   乾燥しきっているのか気になるのは分かりますが、全てプロに任せるようにしましょう。
    
3. 戸建ての場合は外作業をしない
   芝刈りや洗車など屋外の作業は乾燥期間中に行わないようにしましょう。
   草や洗剤など軽いものが触れたとしても塗膜が剥がれる原因になります。
   乾燥するまでの期間は1日、2日程なので完全に乾燥するまでの作業は控えるようにしましょう。
    
4. 注意事項を確認する
   注意点は業者によって異なります。
   初めての外壁塗装で右も左も分からない方は、細かい部分も含めて納得のいくまで業者に直接質問するようにしましょう。
   事前に聞いておけば注意点も分かり、心配する必要もありません。

1. 指触乾燥
   指で触れてもよれが生じない状態のことを指します。
   一般的に塗装してから指触乾燥には1から2時間程かかります。
   決してご自身で確かめないようにしましょう。
    
2. 重ね塗りできる乾燥状態
   下塗りを行ってから3から24時間程かかります。
   指でこすっても指の跡が付かない状態のことを指します。
    
3. 完全乾燥
   強くこすってもへこまない状態を完全乾燥と呼びます。
   一般的には2週間前後かかります。
   ものによっては2か月程かかる場合もあります。
   どのくらい日数がかかるのか業者に聞いておくようにしましょう。
   また、湿度や温度によって乾燥にかかる期間は異なります。
   天気が晴れで湿度が85パーセント以下、気温が5度以上であれば塗料の乾燥に適しているでしょう。

1: 塗装方法による違い

外壁塗装では、ローラーやスプレーなど、さまざまな塗装方法が用いられます。
塗装方法によって塗膜の厚さが変わり、乾燥時間に影響します。
例えば、厚塗りを目的としたマスチックローラーを用いる場合は、通常のローラーよりも乾燥時間が長くなります。

 

2: 塗料の種類による違い

外壁塗装に用いられる塗料は、水性塗料と油性塗料の2種類があります。
一般的に、油性塗料は水性塗料よりも乾燥時間が短く、乾燥速度が速い傾向にあります。
これは、油性塗料は溶剤の揮発によって乾燥するのに対し、水性塗料は水分が蒸発することで乾燥するためです。
また、塗料の種類によって乾燥時間は大きく異なるため、使用する塗料のメーカーや種類を確認し、乾燥時間を事前に把握しておくことが大切です。

 

3: 気温と湿度による違い

外気温と湿度は、塗料の乾燥時間に大きな影響を与えます。
特に、気温が5度以下または湿度が85％以上の場合、乾燥に適さない環境となり、外壁塗装そのものを中止しなければならないこともあります。

 

4: 風通しによる違い

外壁塗装の乾燥には、風通しが非常に重要です。
風通しが悪いと、塗料の乾燥が遅くなり、仕上がりが悪くなる可能性があります。
そのため、塗装後は、風通しの良い場所に家を置くか、換気を十分に行うようにしましょう。

 

5: 日照時間による違い

日照時間は、塗料の乾燥時間に大きな影響を与えます。
日差しが強いと、塗料は速く乾燥します。
しかし、日差しが強すぎると、塗料が早く乾燥しすぎて、ひび割れや剥がれが発生する可能性もあります。
そのため、日差しが強すぎる場合は、日陰で乾燥させるか、塗料を薄めて使用しています。

 

6: 塗装箇所の素材による違い

外壁の素材によって、塗料の乾燥時間に影響が出ることがあります。
例えば、モルタル壁は、コンクリート壁よりも乾燥時間が長くなる傾向があります。
これは、モルタルはコンクリートよりも吸水性が高いため、塗料の乾燥が遅くなるからです。

外壁塗装が乾燥にかかる時間をご紹介しました。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事について何かご不明の点があればお気軽にご相談ください。